このまま一生この会社に勤めていくのか?
他にもっと違う環境があるはずでは?
サラリーマンとして会社に勤めている人であれば、誰もがこんなことを考えたことがあるはず。
こちらの記事では
- 積極的に「転職活動」をするべき理由と
- 転職に踏み切るかどうかは慎重に判断した方が良い理由
を紹介します。
「転職活動」はみんなするべき
多くの人は転職について考えたことがあるでしょう。
しかしその中で、実際に転職活動を行ったという人は一気に減ると思います。
転職活動=本当に転職する覚悟を決めたときにやることというイメージがあるからではないでしょうか。
当たり前ですが、転職活動をしたからと言って必ず転職しなければいけないわけではありません。
良い条件の仕事が見つからない可能性もあるし、そもそも希望した会社に内定をもらえない可能性もあります。
つまり、本当に転職する覚悟を決めていない状態でも転職活動はして良いのです。
転職活動をしてみることで、今までとは違う発見があるはずです。
もしかすると今の会社よりもっと待遇が良く、より必要としてくれる会社があるかもしれません。
逆に、ほかの会社の条件などと比べることで今の勤務先の良さが改めて認識できるということもあると思います。
自分の視野を広げるためにも「今のままでいいのか?」と思ったら、転職活動をしてみることをおすすめします。
ただし、実際に転職するかどうかについては慎重に判断すべき。
転職活動は積極的にすべきだと言いましたが、実際に転職の判断に踏み切るかどうかについては慎重になるべきです。
理由は、転職したからといって現在の職場で抱えている不満を解消できるとは限らないから。
30代になると半数以上の人が転職を経験していると言われています。
年代が上がるにつれて、転職経験者の割合はさらに上がるでしょう。
しかし、現在の職場に満足していない人の割合も50%以上というデータもあるため、転職しても今抱えている不満が必ずしも解消する訳ではないことがわかります。
そこで大切なことは、まず今抱えている不満な点を今の職場の中で解決できないか考えることです。
今現在の環境の中で試行錯誤せず「とりあえず転職」してみても、転職先でまた似たようなことで悩まされるかもしれません。
まずは今の環境で慎重に考え、それでも転職でなければ解決できないと判断した場合に転職へ踏み切れば良いでしょう。
自分には複数の選択肢があることを知る
人は同じ環境に長くいると、どうしても視野が狭くなってしまいがちです。
職場も同じで同じ会社に長くいると、ほかの環境や選択肢に触れるためのフットワークが重くなってしまうと思います。
今の環境が不満な人はまず転職活動をしてみて、今いる職場以外の環境や、ほかの会社で自分がどのくらいの価値で見てもらえるのか、などを知ると良いと思います。
そうすることで視野が広がり、今までになかった物差しで今の状況を図ることができるかもしれません。